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▼目次
00:00 はじめに
00:48 第一次産業革命
01:09 第二次産業革命
01:27 第三次産業革命
01:53 第四次産業革命 ←今ここ!
03:27 第一次産業革命で乗り遅れた例
04:17 個人もDXが必要
04:59 まとめ「DXはするかしないかではなくいかに早くはじめるか」
▼動画で話している内容
これからこの講座でDXについて説明をする前に、なぜ、企業にDXが必要とされているか、その背景を説明したいと思います。
この背景を理解すると、DXに対する危機感を持っていただけると思います。
今の社会で何が起きていることは何か?
それは、現在、第4次産業革命が起きていると言われています。
いきなり第4次と言われてもイメージがしにくいと思います。
そのため、第1次産業革命にまで遡って説明をしますね。
第1次産業革命は、約1760年から1840年頃に起こりました。
手工業から機械を使った工業への移行が特徴です。
蒸気機関がこの時代の象徴です。
繊維産業などでの生産性が大幅に向上しました。
次に、第2次産業革命です。
約1870年から1914年(第一次世界大戦の開始)までの間に起こりました。
これは、電気の発見と利用が特徴です。
製造業の効率が飛躍的に向上しました。
次に、第3次産業革命です。
約1960年代から1990年代に起こりました。
これは、情報技術(IT)の発展が特徴です。
パーソナルコンピュータの普及、インターネットの登場がこの時代の象徴です。
これらにより、情報の処理速度と伝達速度が格段に向上し、グローバルなビジネスや通信が可能になりました。
そして、現在の第4次産業革命です。
デジタル技術の進化が特徴です。
具体的には、人工知能(AI)、クラウド技術、ビッグデータ、ロボティクス、仮想現実(VR)・拡張現実(AR)、IoT、などのデジタル技術が進化が目覚ましいです。
そして、これからは、IoTが広まり、自宅や工場、自動車のカメラ、街中カメラ、家電などありとあらゆるところからデータが収集されます。
5G回線の次は6G回線です。5Gだと2時間の映画のダウンロードに6-7分かかるところ、6Gだとなんと8秒です。ダウンロードは不要になり、ストリーミングの時代になるでしょう。
クラウド技術やビッグデータもさらに発展し、クラウドでは量子コンピュータを使えるものが増えるでしょう。
普通のサーバーコンピュータが歩く速度、時速5キロのスピードだとすると、量子コンピュータ時速はどのぐらいだと思いますか?
新幹線の速さですか?飛行機の速さですか?
時速10億キロです。光の速さです。
量子コンピュータで人工知能を動かせば、今まで解けなかった問題が、どんどん解けるようにあるでしょう。
先端企業は、より多くの売上や利益を獲得すべく、DXを進めています。
社会全体としては、このような方向に向かっています。
(続く)
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