この動画ではMatplotlibで棒グラフなどを描く方法について説明をします。棒グラフ、積み上げ棒グラフ、2変量棒グラフを縦方向に描く方法の他に、横方向(水平方向)についてもあわせて説明をしていきます。
▼目次
00:00 はじめに
01:17 ライブラリのインポート
01:47 簡単な棒グラフ
02:31 棒グラフの棒の太さの変更
03:07 水平棒グラフ
03:33 棒グラフの色の変更
04:05 棒グラフに枠線を追加
04:36 グラフの軸にラベルを追加
05:08 グラフタイトルの追加
05:28 グラフのサイズを変更
05:47 グラフの保存
06:07 二変量棒グラフの作成
07:21 グラフに凡例を追加
07:49 グラフの軸ラベルとタイトルを追加
08:33 積み上げ棒グラフの作成
09:10 水平積み上げ棒グラフ
09:26 水平棒グラフの棒の太さの変更
09:47 おわりに
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▼文字書き起こし
こんにちは。キノコードです。
この動画ではmatplotlibで棒グラフ、積み上げ棒グラフ、2変量棒グラフなどの作成方法について説明します。
縦方向の棒グラフだけではなく、水平方向の棒グラフについても説明をします。
この動画では、簡単なデータを使って棒グラフを作成していきます。
次のレッスンでは、実践的な売上データを使って、ファイルからデータを読み込み棒グラフを作成していきます。
つまり、この動画は基礎編。次の動画は実践編になります。
実践編を解説絵をして、仕事ですぐに使える方法や、そのイメージをお伝えできればと思っています。
また、このMatplotlib & Seaborn 入門コースの他に、可視化の技術を使った株やFXのデータ分析をする動画も作っています。
今、再生リストが出ているはずです。
より実践的な可視化を学びたい方は、そちらをご覧ください。
それでは、レッスンをはじめていきましょう。
“`python
import matplotlib.pyplot as plt
%matplotlib inline
“`
それでは、ライブラリをインポートする記述をします。
matplotlibの中のpyplotを読み込みます。
asを記述するとライブラリ名を好きな名前で使うことができます。
従って、matplotlibをpltという名前でインポートします。
また、jupyterのnotebookの中でグラフを出力させる記述をします。
パーセントの後に、matplotlib inlineと記述します。
実行します。
インポートが完了しました。
## 簡単な棒グラフ
“`python
volume = [10, 20, 30, 20, 10]
labels = [‘A’, ‘B’, ‘C’, ‘D’, ‘E’]
plt.bar(labels, volume)
plt.show()
“`
それでは、簡単な棒グラフを作成してみましょう。
volumeという変数に、リストで数値を代入します。
labelsという変数には、volumeで渡したリストと同じ個数のラベルを記述します。
次に、pltドットbar丸括弧と書いて、棒グラフを作成する記述をしていきます。
丸括弧の中の第一引数には、x軸の値として先ほど設定したlabelsを渡します。
続けて第二引数には、y軸の値としてvolumeを渡します。
最後に、pltドットshow丸括弧を記述します。
実行します。
棒グラフを作成できました。
## バー太さ変更
“`python
plt.bar(labels, volume, width=0.5)
plt.show()
“`
次に、棒グラフの太さを変更してみましょう。
太さはwidthで変更することができます。
pltドットbar丸括弧の中に、widthイコールを記述し、0~1で好きな値を設定できます。
デフォルトでのサイズは0.8になっています。
ここでは、0.5としてみましょう。
実行します。
棒グラフの太さを変更できました。
“`python
plt.bar(labels, volume, width=1.0)
plt.show()
“`
widthを1としてみたらどうでしょうか。
実行します。
グラフの隙間がなくなりました。
## 水平棒グラフ
“`python
plt.barh(labels,volume)
plt.show()
“`
pltドットbarの部分を、barhとすることで、水平方向の棒グラフを作成できます。
水平を英語でhorizontalと言います。
hは、horizontalの略です。
実行します。
水平方向の棒グラフを作成できました。
## カラー変更
“`python
plt.bar(labels, volume, color=’#A9C3AD’)
plt.show()
“`
次に、グラフの色を変更してみましょう。
pltドットbarの丸括弧の中にcolorイコールと記述し、好きな色を指定できます。
実行します。
グラフの色を変更できました。
## エッジ(枠線)を付ける
“`python
plt.bar(labels, volume, color=’#A9C3AD’, edgecolor=’blue’)
plt.show()
“`
グラフに枠線を付けることもできます。
pltドットbarの丸括弧の中にedgecolorと記述しイコール、好きな色の枠線を指定できます。
ここではblueとします。
実行します。
グラフに枠線を付けることができました。
## エッジライン(枠線)太さ変更
“`python
plt.bar(labels, volume, color=’#A9C3AD’, edgecolor=’blue’, linewidth=3)
plt.show()
“`
linewidthで枠線の太さを変更できます。
ここでは3を指定してみます。
実行します。
枠線の太さを変更できました。
## 軸ラベル付与
“`python
plt.bar(labels, volume, color=’#A9C3AD’, edgecolor=’blue’)
plt.xlabel(‘Category’)
plt.ylabel(‘Volume’)
plt.show()
“`
x軸とy軸に名前を付けてみましょう。
この名前のことをラベルと言います。
まず、x軸のラベルの記述をします。
pltドットxlabelと書いて丸括弧、丸括弧の中に好きな名前を記述しシングルコーテーションでくくります。
y軸のラベルも同様にylabelで設定できます。
実行します。
x軸とy軸にラベルを追加できました。
## グラフタイトル付与
“`python
plt.bar(labels, volume, color=’#A9C3AD’, edgecolor=’blue’)
plt.xlabel(‘Category’)
plt.ylabel(‘Volume’)
plt.title(‘BarGraph’)
plt.show()
“`
グラフにタイトルを付けてみましょう。
pltドットtitleと書いて丸括弧、丸括弧の中に好きな名前を記述しシングルコーテーションでくくります。
実行します。
グラフにタイトルを付けることができました。
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#Python #グラフ #Python可視化 #Matplotlib #Seaborn
コメント
動画ありがとうございます
動画全体で学習しやすい時間になっているので,他のレッスンも含め学習しやすいです.
今回,基礎と実践を交互にやってくださっているので一層学習の効率が良くなりそうです.
実践編もお待ちしております!動画投稿ありがとうございます!!
基本的な質問ですみません。
7:20 Y軸の最小値が、0ではなくリストの中の最小値を自動で適応し、一部の棒グラフがうまく表示されません。ylimを使って、plt.ylim(ymin=0)、plt.ylim(0,)
等でやったのですが、うまくできませんでした。お手数ですがやり方をご教示いただけませんでしょうか?