みなさんは、普段Excelでどのような業務をしていますか?
見積書や請求書、売上報告書、イベントの参加者リスト、スケジュールのメモ、住所録など、様々な用途がありますね。
今回は、Excelでデータ分析をする方法について説明します。
Excelでのデータ分析と一言で言っても、いくつか手法があります。
その中でも、Excelが初心者の方でも抵抗なく取り組めるような内容にしました。
データによるビジネス課題解決を得意とする人材を求めている企業は大変多いと言われています。
苦手意識のある方も、この機会にぜひ、ご自身の業務に活かしていただければと思います。
▼目次
00:00 はじめに
01:13 分析テーマについて
02:26 csvファイルとは?
05:25 Excelにcsvファイルを読み込み方法
07:00 Excelにインポートしたデータを確認する
07:52 各項目の意味を確認する
09:28 数値データと文字データについて
12:00 基本統計量の確認
19:09可視化〜グラフで確認
23:36 いくつか仮説を立ててみる
24:21 仮説1.前回キャンペーンで契約した人は今回も契約する?
25:48 仮説2.接触時間と契約は関係する?
28:14 仮説3.口座残高の多い人が契約をする?
30:40 仮説4.教育水準が高いほど、契約をする?
31:40 仮説と検証のまとめ
34:52 仮説と検証から優先する条件で抽出したアプローチリストを作る
39:09 おわりに
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それでは、今回Excelで分析するテーマについて説明します。
使用するデータは、あるヨーロッパの銀行の、2008年から2010年の既存顧客のデータです。
このデータから、新規で定期預金の契約をしてくれそうな顧客を探す、というテーマです。
具体的に想像してみましょう。
あなたは、その銀行のデータ分析の担当者です。
営業マンから、どのように顧客にアプローチしたらよいかわからない、と相談がありました。
顧客データの上から順にアプローチをしていては、コストがかかるだけです。
できるだけ、効率的に新規契約を獲得する方法はないのでしょうか。
そこで、データを分析し、どのような顧客にアプローチをすればよいかを探ってみましょう。
ゆっくりと説明をしますので、実際に手を動かして試してみてください。
まず最初に「train_data.csv」というデータをエクセルに読み込みます。
今回使うデータはcsvファイルに保存されていますのでcsvファイル形式について説明をします。
結論から言うと、csvファイルとは「互換性が高く、データの受け渡しがしやすい」という大きなメリットがあるテキストファイルです。
「csvファイはテキストファイルである」ということを覚えておきしょう。
実務でもcsvファイルにデータを保存しているケースが数多くあります。
csvファイルの「csv」とは “Comma Separated Values”の略で「カンマで区切られた値」という意味を表します。
カンマだけでなくセミコロン「;」で区切られている場合もあります。
このようにcsvファイルには、カンマやセミコロンで区切られた値がテキストデータが収められています。
またcsvファイルと似たものに「tsvファイル」というものもあります。
tsvファイルはデータとデータの間が「tab」で区切られているファイル形式のことです。
「tab」はカンマやセミコロンのように表示はされませんが、「実際にはデータとデータの間に「tab」が入っています。
「カンマやセミコロンで区切られているもの」がcsvファイル、「タブで区切られているもの」がtsvファイルと覚えておくと良いでしょう。
では実際に今回使用するcsvファイルを開いて中身を確認してみましょう。
一見、とても見にくいのですが、文字列がカンマで区切られていることが確認できます。
csvファイルは人の目にはとても見づらいファイルですが、コンピューターにとっては「さまざまなソフトやシステムに容易に読み込みができる」というメリットがあります。
ちなみにデータを読み込むことを「インポート」と言いますので、こちらも覚えておきましょう。
csvファイルはエクセルにインポートできるだけでなく、その他のソフトやシステムにもデータを容易にインポートできます。
ここでもし各企業がデータをエクセル形式のファイルに保存していた場合、いったいどうなるでしょうか?
新しいソフトやシステムを導入した時に、もしかしたらスムーズにデータをインポートできないかもしれません。
また相手企業とデータを共有する際、そもそも相手側がエクセルを使っていなければ、簡単にデータを共有することができないかもしれません。
もし相手がエクセルを使っていてもバージョンの違いで不具合が出る場合もあります。
このようにエクセル形式は互換性やデータの受け渡しの点で問題を生じる恐れがあります。
その点、csvファイル形式はエクセル形式に比べて「互換性が高くデータの受け渡しがしやすい」ため、いろいろな場面で使われています。
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