【SQL超入門講座】14.LIKE|部分一致や前方一致、後方一致するレコードを抽出する方法

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例えば、都道府県というカラムに、1つめのレコードに東京都、2つめのレコードに大阪府、3つめのレコードに京都府があったとします。
‘府’で終わるレコードのみ抽出するにはどうしたらいいでしょうか?
また’京’が含まれるレコードを抽出すれにはどうしたらいいでしょうか?
そこで、この動画では、文字列の部分一致を条件としてデータ抽出する方法について説明します。

▼目次
00:00 はじめに
01:12 パターンマッチングとは?
03:33 前方一致
05:13 後方一致
06:14 前方一致と後方一致を併用
06:45 部分一致
08:11 一致しない
08:46 エスケープ処理
10:39 おわりに

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LIKE演算子はSELECT文でパターンマッチングを行う際に使用します。
パターンマッチングとは複数の文字列に共通して存在するパターンを検索することです。

例として京都府、東京都、大阪府の3つの文字列を見てみましょう。
京都府、大阪府の2つには、「文字列の末尾が’府’である」というパターンが存在します。
また京都府、東京都の2つには、「文字列に’京’が含まれる」というパターンが存在します。
LIKE演算子を使うことで、こうした特定のパターンに一致するレコードを検索して抽出することができます。

SELECT文にLIKE演算子を追加した構文を確認しておきましょう。
“`
SELECT カラム FROM テーブル
WHERE カラム LIKE パターンマッチングの条件
“`

## ワイルドカードについて
パターンマッチングはワイルドカードを用いて行います。
ワイルドカードはあらゆる文字列として扱うことのできる特殊文字のことです。
ワイルドカードには以下の2つがあります。

|ワイルドカード|説明|
|–|–|
|_|任意の1文字の文字列|
|%|0文字以上の任意の文字列|

文字数が関係するパターンマッチングを行う場合は’_’を使います。
先ほどの例でいうと、「末尾が’府’である」というパターンは’%府’と書き表すことができます。
文字列が3文字であることも条件にするのであれば’__府’と書き表します。

ここからは実際にテーブルを用意して、パターンマッチングによる抽出を行っていきましょう。

今回は以下のtest_table03テーブルを作成し、解説を進めていきます。
test_table03テーブルは、注文日、商品ID、商品名、サイズの4つのカラムを持つテーブルです。
それでは、前方一致、後方一致、部分一致のパターンマッチングを順に確認していきましょう。

#SQL #データベース #postgreql #LIKE #一致 #ワイルドカード

コメント

  1. kurumi blackcat より:

    いつも楽しみにしてます。
    SQLはワードプレスなどでもよく使うので参考になります。

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